• 2014.08.29 Friday
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ワタシのコンピュータブースは狭い。ラックがギリギリで良く収まったモノだと感動しているくらいで、まるで作り付けのように寸分の隙間も無い。このラックは初代の「iMac」(Bondai Blue)に合わせて買ったので、既に現行のiMacは収まらない。

まぁ、次回の買い換えは「MacMini」と、中古で入手済みの「17inc. CinemaDispray」を使うしか無い。仕方が無いのであります。もちろんまだ買い換えませんよ。今度光回線が多少速くなるので、OSが「LION」になっても延命できるかなぁ〜。そんな感じです。

昨夜のことです。ワタシが窮屈なブースに座っていたら、左足が何かを踏んでいることに気付きました。素足です。大変に踏み心地がよろしい。スベっとしていて、尚且つひんやりしている。厚さと良い大きさと良い、実に気持ちがよろしい。

何かと拾い上げてみたら「本」でした。幻冬舎の「田中康夫/ペログリ日記」ではありませんか。去年の夏、高円寺の古本屋で100円箱からサルベージはしたモノの、あまりにもばかばかしい内容に辟易として放置したモノでした。

まさかこんな使い途があるとは思いもよらなんだ。最高です。足の裏が喜んでいます。当分この罰当たりな快楽から抜けられそうもありません。ま、康夫ちゃんの本でも役に立つこともあると言うことに驚きまして、ご報告申し上げた次第です。お試しください(笑)。
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ワタシは「季刊レポ」の回し者ではないが、この雑誌が余りにも面白いので勝手に広宣流布することにした。「季刊レポ」はライターの北尾トロ氏が編集長を務め、プロ、アマチュア色々な執筆陣が好きなテーマで寄稿してきた原稿が載っているモノで、既に2冊刊行されている。

ワタシは「MusicPlantさん」から届いたチケットに同封されていた「創刊チラシ」を見て「コレは面白そうだ!」とすぐさま年間会員になった。最近、まともに雑誌を読まないのは、広告ばかりで中味が薄く、更に筋が通っていない軟弱モノばかりなためだ。

しかし「季刊レポ」のチラシにはそれを払拭する迫力があった。既存流通(取次店)を通さない直売りのみ、と言うのも気に入った。また、「季刊レポ」のコンセプトが「北尾トロ氏から届く手紙」としてあったのも新鮮だった。

と言う訳で、最近届いた「ちびレポ・2011年1月」を無断転載する。申込用紙も添付しておく。読んでみてください。本当に面白いです。なお、「ちびレポ」とは「季刊レポ」が届かない月に届けられる「北尾トロ氏手書きのお便り」のコトだ。

2011年の幕があき冬の寒さは日々キビシサを増し「季刊レポ」編集部としてもおめでたいやら気を引き締めるやら対応がむずかしいこの時期、しかし性格的におめでたいほうを好む我らとしては不景気風に吹かれることなく特別版の「ちびレポ」をお届けする所存なのである。とにかく昨年後半はあわただしく過ぎ身のまわりで起きたさまざまなことをきおくにとどめるだけでも精一杯だった気がする。そんななか「レポ」は雑誌専門ネット書店「富士山.jp」が選ぶ“創刊大賞”というのを受賞することになった。この賞のすごいところは「富士山.jp」がおそらく自分たちで勝手に投票か何かをして賞を選んでいるところだ。副賞はあるのだろうか。3月には表彰式もあるという。生まれてこのかた、賞には縁のない人生だったので、せっかくだから表彰されにいってこようと思う。さぁ今年。やりたいことがたくさんあるんだ。レポのUST番組は必ずやりたいし、イベントにもなるべく参加したい。去年は9月の高遠ブックフェスティバル、11月のひろしまフェス、高円寺フェスに参加。文学フリマも豊崎由美さんのブースに間借りして本を売らせてもらった。書店イベントは立川のオリオン書房ノルテ店でやったなァ。イベントは直接、読者と接することができるから好きだ。もっと呼んで欲しいと思ってます。それから、今度川崎beの有隣堂さんで「レポの仲間たち」みたいなフェアをやる予定もあるね。執筆陣に本を出している人が多くいるので、レポと合わせて売ってもらおうと思うのだ。フェアが各地で開催されたらとてもうれしい。そして第3号も着々と進行中。レポのためにホンコンに飛んでいった鉄ポウ玉みたいな男がいる。ルーツ調査にのめりこんでいるヤツ、武将企画もスタートの予定で、ページのぶんどり合戦はいよいよ激しさを増してきた。おもしろいよな。だから第6号も発刊を決定(レポは1号ごとに4号先を考えてます)。意外に慎重なのだ。そんで今回、別紙でお友達誘ってねキャンペーンをやってます。協力ください。もうちょっと読者が必要なんです。レポのことを知っている人が知らない人に声をかけて、そんな口コミで輪がひろがることがぼくの望むカタチなのだ。ブームなんていらないよ。もてはやされて、いまじゃホコリをかぶっている上げ底のブーツのようにはなりたくないんだ。たぶんこのちびレポが届く頃(1/23)ぼくは誕生日がくる。53歳。おっさんだなあ。今年もよろしくお願いします。そして皆さんに幸あれ!
ちびレポ
2011年
01月
北尾トロ


因みに既刊2冊のラインナップをコピペします。

2010 autumn vol.1
そのとき歴史が鞭打たれた 奇跡の一夜 早川舞 / 奥崎謙三のラブレター 北尾トロ / 国連で働いてみました! 川内有緒 / エノアールカフェ 島田十万 / 隠岐に行ってきました。 ゆるゆる生物紀行 日高トモキチ / アカバネ倶楽部は世紀を越えて。 霞流一 / 目印はペンギン紳士 『怪しい少年少女博物館』 宮坂琢磨 / ついこないだの話 第1回 永遠のマッチさん えのきどいちろう / ふつうの旅行 第1回 旅茶人 グレゴリ青山 / チーム・マダム 〜最強コンビニ伝説〜 和田靜香 / オツ研! オツハタ研究室季録 第1回 ガリ版を今、やりたくて 乙幡啓子 / 「本の町」のつくりかた a la francais 斉木博司 / 国道者 〜国道を地球8周分走った男〜 北尾トロ / 料理入門 やまだないと

2010 winter vol.2
裁判員に選ばれた僕 オカヒデキ / 国連で働いてみました! 川内有緒 / 尿ボトルとコンドーム 〜ぼくの「治験」変遷記〜 カルロス矢吹 / そのとき歴史が鞭打たれた 進駐軍と『風俗奇譚』 早川舞 / サンフラン寿司コ 写真帖 濱津和貴 / 『マンガ読みます』―東方力丸 島田十万 / 東京の空にむささびを追う。 ふわふわ生物紀行 日高トモキチ / アカバネ倶楽部は世紀を越えて。 霞流一 / オツ研!オツハタ研究室季録 シリコーンの驚愕の感触、そして福耳 乙幡啓子 / ある日うっかりPTA 杉江松恋 / Mの東京時間 「星の王子さま」はいるの? 森脇みきお / ふつうの旅行 石切神社 グレゴリ青山 / ついこないだの話 へび娘の青春 えのきどいちろう / やれといわれれば、やりますが 行列篇 豊由美 / 行列ノート〜ならびながら考えてみた〜 下関マグロ / 歌え、声高らかに! フォーエバー うたごえ喫茶 和田靜香 / 料理入門 やまだないと / 行き倒れ三十六景 ―行旅死亡人の世界― 北尾トロ


因みにvol.2に出て来る「森脇みきお」はあの人ズバリです。但し音楽のことは書いていませんので悪しからず。「国連で働いてみました」はなかなかすごいレポートだと思います。と言うより、全部ハズレはありませんでした。普通の週刊誌や雑誌で満足できないアナタ。読んでみるが良いよ。

キャンペーン専用申込用紙は「ココ」からダウンロード。コレに記入してファックスすればよろしいのです。
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今日は色々と立て込んでいて時間がないので、日記は簡単に済ます。明日も午後は外に出なければ行けないので簡単に済ますだろう。明後日は昼間にライブなので有給を取った位だから日記はどうなるか判らない。

この日記を毎日書き続けるというミッションはワタシの日常になっているので、そう簡単に止められない。

中国に出張に行ったときも、出張用の「iBook」がお釈迦になって「遂に日記を落とすのか…」と思っていたが、結局ギリギリで「MacBook」を買ってしまった位だ。しかも「Amazon」で。

あとでアップルの社員の皆さんから「非国民!」と罵られたが、仕方が無いじゃないか。翌日届けてくれるのは「Amazon」しかなかったんだもん。誰かさんは「iPhone4」を盗まれて連絡取れないし(笑)。

と言う訳で、こんな適当な日記でごまかす自分が情け無い…と思っていることをご理解いただきたい。

それにしても良い天気ですねぇ。朝の寒さが嘘のよう。こう言うのを「小春日和」と言うのだろうな。こんな天気の日は縁側に布団を干して、ゴロゴロしながら本を読みたいですね。

今、久し振りにハードカバーを読んでいる。「もしもし下北沢/よしもとばなな」。ワタシはよしもとばなな教の信徒なのでとにかく全部読むのだけれど、最近ちょっと肌触りが違うような気がして「そろそろ宗旨替えするか…」などと罰当たりなことを考えていた。


今作はいいよ! ワタシの好きな展開だ。皆さんにはお奨めしません。信徒の方は読むようにね。じゃまた。
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梅雨入り2日目にしてこの好天であります。ワタシが何かと言えば天気の話ばかりしているのも、事務所の3方向に窓があり、ベランダがあるためである。

コレは大変に気持ちが良いことでありまして、今までの窓がない独居房のような事務所にいた者には、もったいなくて話題にしない訳には参らぬ。

ワタシの持病の「鬱」もココに移転してからずいぶん楽になったような気がしている。日光が射し込む環境は精神衛生的には大変に効果があるようで、スコブル健康的な毎日である。

もし移転していなければ…と考えるとかなりブルーななるほどなのである。ワタシは「新橋」という地域ブランドを失った代わりに、人間的且つ健康的な職場環境を手に入れた、と言う訳だ。

反面困ったこともある。コレも以前ココに書いたかも知れないけれど、本が読めなくなった。コレが最大の痛手だなぁ。

以前は自宅の最寄りの都営三田線・I橋本町駅から、事務所の最寄りであるU幸町駅まで、乗り換え無しで25分掛かった。つまり片道25分間、往復で50分+αは読書に専念できた。「+α」はホームでの待ち時間ね。

今は、I橋本町駅から巣鴨駅まで7分。乗り換えに4分。巣鴨駅から事務所の最寄りである新大久保駅まで山手線で7分。よって片道14分、往復で28分+αになっちまったんですよ、嗚呼。

14分、しかも「中断」有りの乗車時間は、読書環境としては想定外であり、ハッキリ申し上げますがまともな読書はできない。読み始めて佳境に入ったらストップされてしまう訳だ。

今読んでいるのは「江戸川乱歩・少年探偵シリーズ・サーカスの怪人」なんだけれど、2ヶ月経って73ページ目で止まったまま。しかも気になるところで読み進んでいない。

もしかするとワタシは、このまま読書と言う幼少時から長年親しんできた素敵な趣味から遠ざかってしまいそうな悪い予感まで抱くほど、最悪な環境なのである。

当然「それでは、その細切れの7分をどうしているのだ、お前は?」という話になるでしょう。「iPhone」なんですよ。「iPhone」の「twitter」で「呟き」を一度に100件ずつ読み込むような設定にしてあるのですが、7分+7分でちょうど100件が読み切れる程度なんですね。

行きも帰りもコレでお終い。コレが良いとか悪いとかではなくて、コレが限界という感じ。まとまったモノなんて読めないんだ。ワタシは自分ではほとんど呟かないので、どちらかと言えば情報収集なんだけれども。

自宅では音楽を聴きながらネットに専念しているので読書、テレビ、ビデオは無理。つまりこのままリタイアするまでは真っ当な読書は無理なんじゃないかと思われるのだ。

よく「三上」と言うじゃないですか。考えゴトをするなら「馬上」「枕上」「厠上」が良いと。コレを「読書」に取り入れようと思ったんですが、とりあえず縷々ご説明申し上げたように「馬上」はダメ。「枕上」は導眠剤が効いていて直ぐ寝ちゃうからダメ。

残るは「厠上」だけだが、コレだけで「サーカスの怪人」を読み切るのは至難の業なんじゃないだろうか。たった219ページなんだけれども。読書時間の確保。何とか方策を立てなければいけないと思っています。

お知恵、拝借。
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やっと週末。毎週こんなコトを書いていないか?!なんだか綱渡りしているみたいな気分ですよ。今日は主治医の予約を朝一で入れていたが寝坊してキャンセル。来週行くしかないな。

天気は今にも降り出しそうだけれど、と言うことはまだ降っていないので、楽しみにしていた「イラスト個展」に伺う予定。お初にお目に掛かるイラストレータさんなんだけれど、今までアチラコチラのライブで擦れ違っているのでした。

今、ちょっとしたモノを焼いているところ。焼き上がったらフラフラとお出掛けします。そのまま職場に出るつもりだったけれど、すっかりその気が失せた。明日はシルエレでライブだし、午後はゆっくり静養に努めようと。週末くらいノンビリしようと言うコト。

読みたい本もたまっている。例えば「いしかわじゅん / ファイアーキング・カフェ」。

帯にはこんな言葉が。

「那覇、ここじゃないどこかを探して 私は魂(まぶやー)を東京に落としてきたに違いない。居場所をなくした男たちが、生きる意味を探す女たちが、自分の居場所を求めて那覇の街にやってくる。それぞれの思いを、東シナ海からの湿気のそこに沈めて。今日の那覇と人を描いた連作長編。」

漫画家の「いしかわじゅん先生」に「ファイヤーキング」と「沖縄」にかかわる話を書かれたら、ワタシとしても反応しない訳にはいかない。週末のお楽しみと言うコトで。

マンガではありません。小説です。お間違いのなきように。
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今日の日記は「報恩ランチ行脚07」の予定だったんだけれど、突発事故が発生して掲載を見合わせました。結果として穴が空きそうなので慌てて別なモノを用意しました。

こう言う突発時の「代役」のコトを芝居の場合「とら」と言いますね。語源は知らないが、たぶん英語の「エキストラ」の「とら」だと勝手に想像しています。

映画の「エキストラ」ではイメージが違うけれど、ホテルの「エキストラ・ベッド」の方かな…と。つまり「臨時」という意味合いですね。今回のこの原稿は「とら原稿」と言うコト。

ああ、微妙に詰まらない。と言うか大いに面白くない。

ワタシが「とら」と聞いて思い出すモノに「寺田寅彦」がある。大学生の頃、自宅の前の資源ゴミ置き場に大量に捨ててあった岩波文庫を全部サルベージしたことがあって、その中に「寺田寅彦随筆集・全五巻」が混ざっていた。

それまでのワタシは、夏目漱石は耽読していたがその門弟には手が出ないままだった。コレ幸いと読み始めてみれば面白くてたまらない。本家の夏目漱石より寺田寅彦の方が面白くなってしまった。

Wikipediaによれば「寺田寅彦」とは「こんな人」です。要するに物理学者なのに文学に秀でた人。

その随筆集も実に散文的な内容を物理学の知識で裏打ちするような卓抜した内容に驚嘆した。うろ覚えだけれど「茶碗の湯」と題された随筆では身近な茶碗の湯の観察から「霧」「竜巻」「かげろう」「気流」「台風」まで語るようなスリリングなことをサラリとやってのけた。

「電車の混雑について」では、市電の遅れ、混み具合に関して、実際に美土代町の交差点で朝の市電の混み具合を観察して徹底的に考察している。このものの考え方は一種のオタク的な面白さで、ワタシは舌を巻いた。

因みに夏目漱石の「吾輩は猫である」の登場人物「理学者の水島寒月君」は寺田寅彦がモデルとされている。

夏目の門下だから当然俳句は嗜む。「寺田寅彦」はその俳句と随筆を搗き混ぜたような「短章」と言う文章を多く書き残した。これらは一冊にまとめられ「柿の種」と言う本になった。岩波文庫にも収録されている。面白いです。

ちょうど手元にあるので一編だけココに書き写しておこう。ワタシは自ら一切選んでいない。いきなり「柿の種」を無作為に開いたら59ページに載っていたものである。

 切符をもらったので、久しぶりに上野音楽学校の演奏会を聞きに行った。
 あそこの聴衆席にすわって音楽を聞いていると、いつでも学生時代の夢を思い出すと同時にまた夏目先生を想い出すのである。
 オーケストラの太鼓を打つ人は、どうも見たところ勤めばえのする派手な役割とは思われない。
 何事にも光栄の冠を望む若い人にやらせるには、少し気の毒のような役である。
 しかし、あれは実際はやはり非常に大切な役目であるに相違ない。
 そう思うと太鼓の人に対するある好感をいだかせられる。
 ロシニのスタバト・マーテルを聞きながら、こんなことも考えた。
 ほんとうのキリスト教はもうとうの昔に亡びてしまって、ただ幽かな余響のようなものが、わずかに、こういう音楽の中に生き残っているのではないか。
(大正十二年一月、渋柿)


もう一度無作為に開いてみたら92ページにコレが載っていた。面白いのでコレも書き写す。

 ラジオ放送のおかげで、始めて安来節や八木節などというものを聞く機会を得た。
 にぎやかな中に暗い絶望的な悲しみを含んだものである。
 自分は、なんとなく、霜夜の街頭のカンテラの灯を聯想する。
 しかしなんと言っても、これらの民謡は、日本の土の底から聞こえて来るわれわれの祖先の声である。
 歌う人の姿を見ないで、拡声器の中から響く声だけを聞く事によって、そういう感じがかえって切実になるようである。
 われわれは、結局やはり、ベートーヴェンやドビュッシーを抛棄して、もう一度この祖先の声から出直さなければならないのではないかという気がするのである。
(昭和二年七月、渋柿)


どちらも音楽絡みだが偶然です。と言うより「寺田寅彦」は音楽にもとても造詣が深いのです。最近、本屋の棚で「寺田寅彦 バイオリンを弾く物理学者」と言う本も見付けたくらい。まだ買っていませんが。

今さらワタシが言うのも何ですが、この人は結構面白いです。と言うことで今日の「とら日記」はコレにて失礼仕ります。

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「金庸」の既刊文庫を読み尽くしてしまったワタシはちょっと呆然とした。1年3ヶ月。46冊をコツコツと読み続けてきたのです。お陰さまでワタシの思考回路はかなり中国仕様になった。

口封じのために敵の首を撥ねるなんて平気だ。博打、強請り、たかり、強姦にも驚かなくなった。そんなことを平然とやってのける「鹿鼎記」の主人公「偉小寶」の薫陶宜しきを受け、多少のことでは驚かなくなったのである。

悪いことばかりではない。義侠心に富み、友誼に厚いと言う元来ワタシが持っていた良い資質は益々頑丈に補強された(笑)。要するに感化されやすいのね。ワタシは根が単純と言うか単細胞で判りやすいのだ。

そんなワタシは「金庸」読了後に何を読むか悩みに悩んだ。読み終えるずいぶん前から、ポスト「金庸」にふさわしい文庫本を密かに物色していた。

一冊読了するごとに次に何を読むか悩むのも読書人の楽しみかもしれないが、正直な話、面倒くさい。ガッツリと壮大な「中華エンタテイメント」を読み終えたワタシとしては、次はもうちょっと軽いモノで、やはり長期間にわたって楽しめるモノを探していた。

また、「金庸」に太刀打ちできる作家と言うヘッジにも悩まされた。金庸を読んだ者にしか判らないが、コノ先生は稀代のストーリーテラーなのだ。凡百の作家では敵いやしないのである。。

ある粋人からは「栗本薫/グイン・サーガ」を薦められ、また別の麗人からは「田中芳樹/銀河英雄伝説」を推された。どちらも長大なストーリーでなかなか魅力的ではあるが、前者は長過ぎて読者であるワタシが著者と同じ憂き目に遭いそうだし、後者はまだ読むのがもったいない気がした。

そんなことでしばらくリアル書店をうろついては文庫の書棚、平積みをせっせと物色していたのだが、ある夏の日、丸善・丸の内店で良いモノを見付けてしまい、しばし考えていたがとうとうこれに決定することにした。

コレですわ。



驚いたか?!まさかコレだとは思わなかったでしょ?!(笑)

実は小学校時代、学校の図書館で既に「全46巻」を読破しているのです。当然ポプラ社版です。今回も「ポプラ文庫クラシック」全26巻として発売されている。先般めでたく全巻が発刊された。待たされない訳です。すばらしいタイミング。

しかし、なぜ小学生の頃は「全46巻」だったモノが、今回の文庫化で「全26巻」になったのか…。実は「20巻」はゴーストライターが書いたものだったんですね。代作って言ったらいいのかな。今回は江戸川乱歩が書いたものだけが文庫化されたわけです。

並べてみるとこんな感じ。

01.「怪人二十面相」
02.「少年探偵団」
03.「妖怪博士」
04.「大金塊」
05.「青銅の魔人」
06.「サーカスの怪人」
07.「地底の魔術王」
08.「透明怪人」
09.「怪奇四十面相」
10.「宇宙怪人」
11.「鉄塔王国の恐怖」
12.「灰色の巨人」
13.「海底の魔術師」
14.「黄金豹」
15.「魔法博士」
16.「魔人ゴング」
17.「悪魔人形」
18.「奇面城の秘密」
19.「夜光人間」
20.「塔上の奇術師」
21.「鉄人Q」
22.「仮面の恐怖王」
23.「電人M」
24.「二十面相の呪い」
25.「空飛ぶ二十面相」
26.「黄金の怪獣」


懐かしいでしょ。

とりあえず「怪人二十面相」と「少年探偵団」は入手して前者から読み始めています。全巻揃いの箱入りセットも発売されて、Amazonでは「少年探偵 江戸川乱歩全26巻セット(ポプラ文庫クラシック)」として格安に売られている。買っちゃうかもしれない。その前に「Yahoo! Auctions」を狙いますけれどね。

とまぁ、そう言う訳で当分は「ぼっ、ぼっ、ぼっくらは少年探偵団っ♪〜」で行きます。よろしく!
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今日はrim-meiさん主催の「今年のツボCD持ち寄り観賞会」であります。超党派で数名の方が集まります。ワタシも色々とCDを物色していますが、肝心なモノが見当たらなかったりして…(泣)。

とりあえず諦めるしかない。時間もないので仕方がないです。と言う訳で今日は日記は開店休業です。

そうそうコレだけはメモの代わりに書いておきます。金庸の「鹿鼎記・第八巻」を今日11時20分にを読了しました。コレで既刊の金庸の文庫本は制覇しました。全45巻だったかな。

2008年9月上旬からコツコツと読み続けてきましたが、1年3ヶ月ですか。あっと言う間だったな。仕事がきつかったので、アパシーするのに最高のツールだったなぁ。

次に読む本は決まっています。今度発表しますけれど、皆さんにバカにされること必定です(笑)。お楽しみに。
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どう言ったら良いんだろう。なんとなく定年間近な気分なのかな、コレは。

昨年の9月28日の「日記」で既に金庸著「書剣恩仇録」を読み進んでいる報告をしているので、読み始めは2008年9月上旬だったと思う。

以来1年3ヶ月、コツコツと金庸の作品を読み続けた。その間ほとんど他の著書は読んでいない。大好きなよしもとばななも宮本輝の新刊すら読んでいないのだ。

「書剣恩仇録《全四冊》」「碧血剣《全三冊》」「雪山飛狐《全一冊》」「射蟇冤催繊堊憾涅》」「神蠏侠《全五冊》」「飛狐外伝《全三冊》」「倚天屠龍記《全五冊》」「連城訣《全二冊》」「侠客行《全三冊》」「秘曲 笑傲江湖《全七冊》」を途切れることなく、読み飛ばすことなく、丁寧に慎重に読み続けてきた。

なんべんかココでも話題にしてきたが、著者の金庸は齢八十を超えてなお矍鑠として香港でお元気に暮らしておいでだが、惜しむらくは健筆を折られてしまったことである。ワタシタチ金庸ファンは、今ある資産を読みつつ我慢するしかないのだ。

そして、ついに「鹿鼎記《全八冊》」の「第八巻 栄光の彼方」を今朝から読み始めた。コレ全511ページで読み切りである。嗚呼、ついにココまで来てしまったか…と、天を仰いだ。コレが定年間近な気分と言う所以だ。

だが、コレはあくまでも文庫版で発刊されている著書の話なのである。次にもう既に入手済みのハードカバーで「天龍八部《全八巻》」を読もうと思っていた矢先、幸いにも徳間書店の金庸オフィシャルサイトで「天龍八部《全八巻》」を来年一月より毎月一巻ずつ文庫での刊行開始が公表された。寝耳に水、地獄で仏、災い転じて福となす、何かの時のバイアグラ、定年延長、世の中捨てたモノではない。

ワタシの場合既存の読破済みの45冊を15ヶ月で読み上げている。つまり1ヶ月3冊。10日に1冊の勘定だ。徳間書店の1ヶ月に1冊と言う刊行ペースでは月の10日はハラハラドキドキと楽しめるが残りの20日は悶々と暮らすことになりかねない。

ソコでワタシは今読み始めた「鹿鼎記第八巻 栄光の彼方」を読み終えたら来年の八月まで「金庸断ち」をいたします。もうスッパリと読みません。金庸の作品はまとめて読まないと面白くない。とりあえず「金庸狂い」はいったん終結します。

その八ヶ月の間に今まで不義理を重ねていたよしもとさんや、宮本さんを始め、昨日話題にさせていただいた「人生2割がちょうどいい」なんかを乱読して、ちょっとクールダウンします。

なにしろ15ヶ月間「金庸狂い」をしていたのである程度リハビリが必要だと思うんだけれど、血中の金庸濃度はそう易々と下がらないと思う。ワタシの性格もかなり大陸的になってきていて、ある意味大雑把で破天荒、見方を変えれば脳天気でお調子者の風格が身に付いたと自負している。

ある種の小狡さを是としなかったワタシだが、世渡りの機微みたいなモノの神髄を知ることができたように思う。良い悪いは別にして、生来ワタシに持ち合わせのないモノだったので、スキルとして面白いと思っている。

それにしても「鹿鼎記」は他の作品と全然違う手触りで、本当に驚いた。コレ以外の作品は「求道」「義侠心」「勧善懲悪」が全面に押し出され、ある種の「精神修養小説」の趣を漂わせているのだが、「鹿鼎記」は違う。まだ読み終えていないので何とも言えぬが、コレは希代のピカレスク的大傑作だと思う。

ただし、最初にコレを読むのは止めておいた方が良い。金庸の世界を誤解してしまうに違いないからだ。

実は悪い予感がするんだけれど、このクールダウンの期間に、また最初から金庸を再読してしまうのではないかと言うことだ。三度目ですよ。あり得ることです。いやほんと。

しかし、コレだけしつこく「金庸が…」「金庸が…」とワタシが騒いでも誰一人として同調して貰えなかったのは残念であったなぁ。我が身の力不足、拙劣な筆力を思い知る結果となったのでありました。
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朝10時から会議だと1日がまるまる潰れる。

ワタシは7時45分に出社しているのだが、朝のワタシのお務めである「ポットに水を入れて湯を沸かし」「メールをチェックして回答」「新聞に目を通して必要な記事をスキャン」をし終えると小一時間過ぎる。

8時45分から日々の業務に勤めるのだが、1時間なんてあっと言う間。そこから昼まで会議でしょ。会議が終わると、個々の打合せがあって12時30分じゃないですか。慌ててランチを食ったら1時でしょ。

で、午前中の会議の間にたまった電話が5〜6本、メールが5〜6本あるんですよ。コレを端から片付けている間に、新たにメールが入り電話が掛かってきて、最後にアポ無しの客が来る。気が付けば4時30分です。

無駄だなぁ。何もまとまった仕事が済んでいない。今から何かやるにしても脳の芯ではもう既に疲労困憊してるんですよね。朝10時からの会議は無駄だと言いたい。どうせやるなら午後にしてくれ。

そう言うと6時以後にしようとするバカ野郎がいるが、スマンがそれは時間外だ。ワタシはそんな給料を貰っていないぞ。実際に6時以後の会議でまともな結論を導き出すのは至難の業だ。だって脳の芯がとっくに疲労困憊しているんだよ(笑)。

と言う訳でワタシは今日の夕方は悪いが帰らせていただく。そして明後日の午後は半休をいただいて某所で清々しい気分になってきます。人生は働き詰めではダメだ。大概にしておいた方が身のためだ。



昨日のマイミクさんの日記で「人生2割がちょうどいい/岡康道×小田島隆」と言う本の存在を知った。まだ読んでいない。でも、タイトルが良い。ワタシの人生にピッタリなタイトルだ。

今日はコレからコノ本を探しに「リアル本屋」を徘徊することにしました。見付かりますように。

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