• 2014.08.29 Friday
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秋らしくなってきた。何がうれしいって、食べ物に変化が出ることだ。特にランチ。冷たいモノに偏り勝ちだったが、そろそろ温かいモノを食べたくなる季節がもうそこまで来ている。あともう少しの辛抱だ。

例えば「カレーライス」の類いが食べられる。タンメンや味噌ラーメンなど、温かいスープそばが食べられる。たぬきうどん、カレー蕎麦、鍋焼きうどんも同様である。

今までの猛暑の間はもっぱらコンビニ弁当や、野菜炒め定食のようなモノを食べていた。あとはもりそば、冷やしたぬきなどの冷たいモノだ。夏バテしないように、野菜と豚肉をしっかり摂っていた感じ。それはそれで悪くは無いが、体がぽっぽとするモノが食べられるようになるのはうれしい。

百人町のランチタイムは新橋のそれとは大違いであることは何度もココで説明してきた。本当に選択肢が無い。まともな蕎麦屋は1軒だけ。まともな日本中華屋も1軒だけ。洋食屋も1軒だけだもんね。寂しい限りなのだ。

もっぱら「中華八十番」の出番が多くなるのも、野菜が大量に食べられ、安くて、美味い。これに限る。新橋にはこのクラスの店が山ほどあったが、百人町は最低だ。だから「中華八十番」は貴重な存在なのである。

今日はここで「ソース焼きそば」を食べてきた。まだ暑いんです。早く「カレーラーメン」とか「広東麺」を食べたいと舌なめずりをしているのです。

「中華八十番」に幸アレ。「中華八十番」よ永遠に。
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  • 2010.11.30 Tuesday 15:31
  • category:Restaurant
  • author:orffglass
  • 「中華八十番」に街場系日本中華屋の神髄を見る
余りの食べたさに堪えきれず、ちょっとフライング気味に事務所を飛び出したのが11時45分。事務所からは少々歩くが、大久保駅の南口にある商店街の街場系日本中華の最高峰「中華八十番」に行って来た。

もう朝から空腹で、と言うのは、どう言う訳か昨夜からココの「カレーライス」が頭の中でとぐろを巻いていて片時も頭から離れないのである。

ワタシはかなりの食いしん坊で、人一倍食べることに執心している。道楽で自分でも色々工夫をして食べてみるが、やはりプロの味に勝てるモノではなく、素直にお金を払って美味しいモノを食べるに限ると思っている。

ココのカレーはワタシが席について3分で出て来た。今日はストップウォッチで計測していたので間違いない。その工程はシンプルだ。煙が立つくらいに熱した北京鍋に油を垂らし、タマネギ一つかみと豚コマを投入しカラカラと1分ほど炒める。

ソコにお玉でスープを投入してサッと煮立たせる。その間に醤油を少々垂らし、S&Bのカレーフレークをお玉で適宜投入。火力を落とさずにお玉で攪拌すること30秒。

その間に、奥さんが深皿にご飯を盛り付けて、紅ショウガを盛り付けてスタンバイしている。ソコに北京鍋のカレーを掛けて出来上がり。ワタシの前に「おまちどおさま」と出されて時計はちょうど3分だ。



ご覧の通りの逸品だ。本格インド料理とは全く違う次元。「日本のカレーライス」の典型だろう。この懐かしさすら漂う哀愁のカレーライスがわずか450円。量もたっぷりあって肉が6片も入って…である。

この「中華八十番」で今まで食べたモノは「ラーメン」400円、「もやしラーメン」500円、「タンメン」500円、「野菜ラーメン」500円、「ワンタンメン」500円、「餃子」300円、「野菜炒め定食」550円、「チャーハン」450円、「マーボ丼」450円、「マーボそば」450円、「冷やし中華」600円、「徳丼」500円、、「天津飯」550円、「中華丼」550円、「豚肉とキャベツの味噌炒め定食」600円、「カレーライス」450円。

どれ一つとしてハズレがない。どれも甲乙付けがたい美味しさ。なにを食っても安くて美味い。そしてなんの変哲もない「カレーライス」が別格の美味しさなのだ。今日もカレーを食べながら「明日は何にするか…」と考えるくらいに美味しい。

優しそうなオヤジさんが黙々と北京鍋を振り、麺を茹で、奥さんがテキパキと料理を運び、下拵えをする。阿吽の呼吸だ。間口一間、カウンターだけの狭い店だ。10人入れば満員である。お客さんは安くて美味い店を知っている。いつも混んでいる。

「中華八十番」はワタシがコノ界隈でイチオシの名店です。間違いなしの100点満点だ。ぜひ一度欺されたと思って行ってみて欲しいなぁ。

「中華 八十番」
東京都新宿区百人町1-24-8[地図
03-3363-4567
定休日は日曜日・その他不定休
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ワタシが二度と行きたくないレストランをご紹介します。興味があったら行って見てください。気に入る方も多いと思います。

ターゲットは百人町にある「菜食レストラン・菜食健美」です。コチラは仏教系新興宗教のご経営であります。

猥雑な百人町の路地裏にある、いかにも宗教施設と言う雰囲気プンプンのエリアに「菜食レストラン・菜食健美」があります。ランチは無農薬野菜に大豆タンパク、こんにゃくなどを肉に見立てて新感覚の精進料理と雑穀米のスモーガスボード。1500円。ディナーもあるらしいです。アルコールは一切無し。

精進モノとしては古めかしくない。が、なんとなく気持ちが悪い。誘われた相手が悪い。プロテスタントに改宗した戦犯くんなのである。「クリスチャンは数珠を持てない」と言う迷言を吐いて周囲を森閑とさせた戦犯くんがココの常連なのだ。

クリスチャンがこんなトコロに来て良いのかよ(笑)。さる美人大学講師に紹介されたらコノ様である。まあ心底帰依している訳じゃないんだろう。どうでもいいけれど。

ワタシにしてみると美味しいとか不味いとかの以前に生理的に嫌なんですけれど。何か嫌な気分になる。どう言う訳かほとんどの客が四合びんに入った水をワレ先にコップに入れている。

霊水とか言うんでしょうかね。現実にその水が湧き出しているところを見た訳でもないのにアホかと…ココからもうダメモードなワタシ。ワレワレを含めて客も妙に上品ぶっていて気持ち悪いし。

とにかく二度と行きたくないすです。誘われても「宗教上の理由で失礼します」…と断るつもりです。

隠す必要もないのでURLを貼っておきます。一言も宗教法人とは出て来ないですが、どう見ても新興宗教な感じが気持ち悪いです。
http://www.daisho-kikaku.com/
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同僚♀は一歳半のムスコの風邪が本復せず今日もお休み。戦犯くんは外部で会議だとうれしそうにいそいそと出掛けていった。新事務所でワタシ一人お留守番です。今日は来客の予定もなく、会議もない。久し振りに余裕のワタシです。

思えば4週間前の今日は引っ越しの前日で、荷造りで忙殺されていたのだった。どんどん段ボールにファイルを詰めていくのだが、A4に統一されているモノは難なくクリアできるが、そうでないイレギュラーなモノがワタシを苦しめていた。先週の金曜はそんなタイミングだったな。

全ての梱包を終えて19時30分、引っ越し業者が乗り込んできた時点でワレワレは撤収したのだった。戦犯くんと同僚♀とワタシの3人で新橋の「ローズ&クラウン」と言うサントリー・ダイナック系のパブで打ち上げ。

その後同僚♀と二人で銀座の「Bar A Day」に暇乞いに行った。コノ店にもそう易々とは来られなくなる。銀座八丁目の普通の人には判らない裏路地にこっそりある「Bar A Day」は格好の隠れ家だ。先般までは携帯もつながらなかったのだ。一番近いイメージは、今は無き香港の「九龍城」だろう。すごいロケーションです。

ドアを開けて入ってカウンターに座ったらなんと「Cさん」がいた。ワタシの趣味趣味音楽系の泰斗である。ビックリした。でも「Cさん」がどうしてココに?!

訳を聞いてみたら、ワタシがその日の日記でチラッと「Bar A Dayに挨拶に行こうかな」と呟いたのを見逃さず先回りしてくれたのだった。ビックリするやらうれしいやら。こういうサプライズはいつでも大歓迎だ。

それから、銀座九龍城(笑)にあるバーのカウンターで夜が更けるまで飲んだ。あの夜からまだたったの4週間しか経っていないのかぁ。もっと昔のことのように感じるんだよね。つまり激動の4週間だったんだな。

それにしても春爛漫のこの好天気はどうだ。思わず知らずベランダの窓を全開にしてエアコンを切った。花粉がどうした。ワタシ一人だ(笑)。

昼になり、無性に「もやしそば」が食べたくなったワタシは、初めて一人で「JR大久保駅・南口」の近くに目星を付けていた日本中華料理屋に行ってみた。前情報ナニもなし。結果として「490円は健闘しているが、中華三陽の520円には完全敗退」という感じだった。

最近しみじみ感じるのは新橋で食べていたランチ、立ち飲み、居酒屋、バー等のレベルの高さだ。アレは本当に驚異的です。新橋を離れてみて初めて痛感しました。百人町にはバーなんて一軒もないんですよ。考えられませんよ、ホントに。

今日の予定は、夕刻、虎ノ門の日本酒専門の居酒屋で68歳のお友達と久々に旧交を温めて、その後一人で新橋をふらつくつもり。

普通に美味しい「もやしそば」や「タンメン」や「カレーライス」が普通に食べられた新橋。4週間経って切実に故郷の味が恋しい。そんな感じの今日この頃です。飲み終えたら仕上げに「もやしそば」食っていたりして。

コレが決して冗談に思えなかったりするのが、ワレながら恐ろしいじゃあ〜りませんか。
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  • 2010.03.04 Thursday 18:12
  • category:Restaurant
  • author:orffglass
  • 雨も降ってきたし帰ろう!今夜は迎賓館だし!!
なぜかは知らないがまじめに仕事に励む。相変わらず雑務が多くてまとまったデータ入力などは一切できないままだ。週末に出勤してまとめて片付けることも考えないでもないし、実際先週は土曜出勤した。

しかし今週の土曜日は「復刻創世記」のライブがある。絶対に仕事なんかしたくない。当たり前だ。今週末は休みます。

一方、近所のランチ事情も少しずつ解明されつつあるが、まだご報告するには掘り下げが足りない感じ。美味しい店は幾らもあるのだが、まだ全容の万分の一にもならないようで、ちょっと短兵急にご紹介することが躊躇われる。

ぶらつけばぶらつくほどにこの百人町という街は本当に懐の深い街で、新旧、内外、老若、男女、人獣、天地などが複雑に交差して誠に怪奇面妖な様相を呈している。潜り込めば潜り込んだだけ漆黒の向こうに見えない闇が広がる。恐い街だ。コドモがコレほど似合わない街も珍しい。

食べ物屋をうろついただけでこの有り様なれば、人々の営み全般に至っては何も言葉が出ない有り様にて、様々なレポートは今暫くのご猶予を賜りたいと言うのが本音だ。

とりあえず今まで食べたモノだけでも挙げておきます。結構少ないのはリピートしているからです。

・安くて美味いタイ料理屋
・高くて美味いタイ料理屋
・高くて美味い韓国料理屋
・良心的で実質的な洋食屋
・滅法美味いつけ麺屋
・昭和で止まったままの蕎麦屋
・昭和で止まったままの居酒屋
・穴場のように隠れた串揚げ屋
・ビルの奥の関西風お好み焼き屋
・高くて美味い関西風おでん屋(コレのみ百人町にあらず)
・食べると必ず下痢するラーメン屋

最後のラーメン屋を除けばどれもお奨めなんだけれど、まだまだレポートが出来るほどの材料がない。今年前半くらいはコツコツとデータを積み上げないとダメみたいだ。

とりあえずワタシ、明日は「成人病健診」なので今日は大人しく帰ります。二日間酒を断ってはいるものの、何を今さらそんなモノなんの役にも立ちませんわね。気は心よ!と言ったトコロか。

さて、帰って飯食って「ブラタモリ」を観て大人しく寝よう。今夜は「第14回 赤坂をブラタモリ」。赤坂は赤坂でも、なんとあの「迎賓館」の中に入ったのだと言うから、絶対に見逃せませんよ。さ、雨も降ってきたし、帰ろう帰ろう。
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ちょっと長めの休暇の後は往々にして気怠さが伴う。この気怠さから逃れたくても、ワタシの体は全然許してくれないのが情け無い。午前中はわがままなクライアントに振り回されつつどうも調子が悪い。

それなのに天気だけは素晴らしい快晴。取り残されたような気分になっているワタシなのだ。要するに色々と能書きを垂れているが「休みたい」のだ。グッスリと昼寝をしたいのです。連休疲れか(笑)。

わがままなクライアントの作業は一応進めておいて、眠気覚ましに挨拶回り。Mさんの葬儀に来てくれた方にお礼を言いに行ってきた。先方の大物は会議中で会えなかったが、とりあえず義理は果たした。

元はと言えば、訪問先はMさんの前職場である。そのことを知っている人も少なくなったが、逆に言えばワタシも古参と言うことである。Mさんは昭和59年の4月に、ワタシは8月にそれぞれ現職に奉職したのだ。25年か。

まさかこんなに早くお別れすることになろうとは思いもしなかった。愚痴になるからもうこの話はやめよう。

話はコロコロ変わる。連休最終日の昨日、高田馬場のイタリアンレストランでランチを食べた。最近知り合った女性からのお声掛かりで女性2人、男性2人の組み合わせ。

このレストラン「Il Cucchiaio di Angelo」、1階のエントランスは地味なのに地下1階の内装はセンスの良い「60年代モダン」と言う趣き。天井が高くて明るい。美味しいモノを食べるというヨロコビに満ちあふれた空間だ。

白ワインをご馳走になる。美味し。白ワインが美味しいと思ったのは久し振りだ。そして美味しいイタリアンを食べたのも久し振り。ワタシは「ラザニア」と「豚のグリル」をいただいたが、どちらも美味さに舌を巻いた。

会話を楽しみながら美味しい食事。11時30分に集合して店を出たのは15時。どんだけのんびりしてんねん(笑)。

その後、今回のご主人は仕事で戻られ、礼儀正しい28歳の若者と音楽好きで落ち着いた風情の女性と初老のワタシが2次会に移動した。時間が半端なので居酒屋は全滅。結局エステー近くの定食屋に落ち着いて飲む飲む。

素敵なイタリアンレストランから場末の定食屋の落差を楽しむワレラ。コチラはコチラで美味しい総菜をつまみに楽しいおしゃべりに耽る。あっと言う間に17時。再会を約して解散する。

楽しい五連休でした。でも今はまだ眠いんだけれどね(笑)。
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超党派の人材4人が集まって美味しいモノを食べ、酒を呑みひたすらしゃべる…と言う会合を不定期に開催している。

元々は新宿駅ビルにある「BERG」と言う立ち飲みのカフェ&バーで、無理矢理4人が席を占めて人様の迷惑を顧みずに、飲み食いしゃべり倒してオフ会をすると言うのが発端。2006年9月30日のことだった。二次会は「原子心母」。

それが成功裡に終了し本来の目的が完遂されたので、以来「BERG」にはこだわらず4人の都合が付いたら開催するようになった。因みに第2回は2006年12月9日に「BERG」「バンタイ」「原子心母」、第3回は2007年3月20日「新橋・立ち飲みご贔屓に」「クライスラー」、第4回が2008年2月28日、「人形町双葉」だった。

昨日の第5回はなんと1年半のインターバルで開催された。忙しくてさぁ。幹事役のワタシがバタ子さんで間が開いてしまった。皆さんごめんなさい。

今回は開催場所を決めるのに苦労したが、奇遇にも「四谷荒木町ととや」の予約が取れまして、念願適って「ととや」の暖簾をくぐることができた。

元々はレトロのさやちゃんに教えて貰ったんだけれど、人に尋ねてみたら「超有名店」だそうで、ワタシの奥さんも「なかなか座れないらしいよ」とその盛況振りをご存知だったり、相方さんに自慢したら「とっくの昔、20年前に行ったことがある」と言われたり(笑)。

で、「四谷荒木町ととや」は聞きしに勝る素晴らしい居酒屋だった。「野菜の煮物の盛り合わせ」「刺身の盛り合わせ」「いかの塩辛」「フルーツトマト」を頼み、酒はビールで始めて後はホッピーに流れたり。ちゃんと金宮焼酎とホッピーがあるのがスゴイ。

初めてだったのでお店のお奨めに従ったんだけれど、「野菜の煮物」の美味しいことと言ったら、もう見事。コレは家では食べられない美味しさ。「刺身」には贅沢にも「大トロ」が鎮座して、箸休めに「湯葉の刺身」まで七種盛り。コレがまた美味いんだ。

各自好きな「焼き物」を頼もうと言うコトになって、「鮭のハラス」「秋刀魚」「鯖」を注文。まず届いた「秋刀魚」の新鮮なこと。ちゃんと焼けているのにはらわたがしっかりとしている。また食べる人が上手に食べるので見事な「腑分け」が観られて一同拍手喝采(笑)。

そして見事だったのは「鯖の一夜干し」だった。中位の鯖を背開きにして一夜干しにしたモノだが、コレでちょうど二人前だが4人でつついてもたっぷりある。「ととや」の焼き印が押されて自慢のほどが伺える。良い感じに水分が抜けて身の締まり具合といい、脂の乗り具合といい、申し分のない逸品だった。

箸休めに貰った「胡瓜の糠漬け」がまた良い具合に漬かっていて、美味いのなんの。コレでしめて総額15600円ですから良心的。お安いと思います。

全員でリベンジを誓って、そのまま「RETRO CROSS FUTURE」に雪崩れ込んだのでありました。素敵な「四谷荒木町」を堪能。新規開拓もしたいし、コレからちょくちょく足が向きそうです。

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なんだか猛烈に忙しい。明日のライブのことも忘れてしまいそうで怖いので今思い付いて自宅にメールを打ちました。「明日はライブだ、忘れるな!」と。そうでもしないと本当にボヤッとしたままとんでもないことになりかねません。

昨日は夕方から地元の居酒屋でチョイ飲みしました。地元とと言っても自転車で10分くらいの所でご町内というわけではない。昭和21年からやっているそうな。開店17時なのでそのちょっと前から待機。

このお店に誘ってくださったお嬢様のお友達が発見したらしい。実はワタシもコノ店の前はなんべんも通っていたが、昼間のこととて特段意識していなかった。持つべきモノは目鼻の利く友なのであります。

ちょっと遅れてお嬢様登場。わざわざ電車を乗り継いでいらっしゃった。お疲れ様であります。初めて入るお店というのは勝手が判らない。二人で暖簾をくぐってLの字のカウンターを前にしばし佇む。

ご亭主は優しそうな70年配か。「さ、どうぞどうぞ」と勧めてくれる席に座る。もちろんカウンター。煮込み、焼きとん、鰻、泥鰌、おでん、刺身…。居酒屋としては破格の品揃えだ。特に鰻、泥鰌はうれしい限り。

お嬢様は「生グレープフルーツハイ」、ワタシは「チューハイ」で先ずは乾杯。ホッと落ち着く。店は結構広々としていて、カウンターに10人、テーブルに4人、小上がりでは10人くらい座れそう。

我々に続いてご近所の常連さんが一人でカウンターに座るんだけれど、実に自然に溶け込んでいるのよ。なんとなくココが頭の中では「高田渡」な風景に思えてならない。どう言う風に「高田渡」なのか、判る人には判るだろう。

美味しそうなメニューを片っ端から頼んで色々と食べてみた。煮込み、タコぶつ、泥鰌の柳川、泥鰌の唐揚げ、焼きとん各種、鰻の小串、漬け物。飲み物も冷酒、ひれ酒、チューハイ、ウーロンハイ。ワタシは最近アルコールは控えていたがコノ日は特別。

お嬢様も美味しそうにパクパクと召し上がるのでうれしくなる。ワタシも負けずにパクパクと食べ、合間に音楽のお話を色々と色々と。その内謎だったお嬢様のあれやこれやが色々と判明してビックリするやら感動するやら。

その内外は突然の土砂降りに。嗚呼、ワタシの自転車が、愛車くろがね号が…。

そんなコトも気にせず、しゃべり、飲み、食う。楽しいひととき。コレが日曜日なんだからすごい。普通コノ手の居酒屋は日曜日に営業しないものでしょう。意外と開いていないのだ。ココの定休日は木曜。

いいんじゃないですかね。気に入りました。赤羽の「まるます家」といい勝負だ。しこたま飲んでしこたま食って一人5000円。満足満足。

この昭和ドップリの雰囲気と良い、料理の美味さと良い、客質と良い、申し分なし。真夏の夕方に店の裏口から夕焼けを拝みながら飲みたいものだと思いました。

2時間30分くらい飲んで、バスで帰られるお嬢様をお見送りして、小雨の中を自転車で帰りました。素敵な日曜の過ごし方を会得してしまった。クセになりそう。

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絶賛土曜精勤中。朝10時に出勤し、コツコツと資料を作りながら13時過ぎにランチ。事務所の近くに最近できたラーメン屋「麺屋大斗」という店に行く。店先には「東池袋大勝軒」の大きな白い提灯がぶら下がっているコトからも判るとおり「つけめん」がある。

ただ、「東池袋大勝軒」の系列とは言えないと思う。味の方向が全然違う。大勝軒系の「甘辛酸」の「つけだれ」じゃない。「つけだれ」の製造工程を見ていると「酢」「砂糖」「一味」を小丼に投入している工程がない。その代わりにティースプーンで茶色い粉を投入している。食べてみて判ったんだけれど「節粉」つまり鰹節の粉なのね。

スープ自体はサッパリしたトンコツスープで、大勝軒滝野川店を食べているワタシにしてみればさみしい限りの味だ。「つけめん・中盛り」を頼んだのだが、麺はまあまあ美味いのだが、やっぱり「つけだれ」がダメなんだな。「節粉」が舌の上でザラザラするのだ。魚介系は好きだけれど下にザラつくと話は違う。

日頃大食らいのワタシが中盛り450グラムの麺を食べ切るのにヒーヒー言ってしまった。スープにコクが感じられないとスープが薄まるにつれて味が単調になるのね。情け無い。ワタシは大事な一食分を損してしまった気分です。

新橋って本当に美味しいラーメン屋が皆無だなぁ。「麺屋大斗」には期待していたので残念です。明日は日曜日。ドコで何を食おうか。「鴻運」か「蘭苑飯店」で大陸風味満点の中華料理で行くか。つまり明日も出勤と言うことでございます。

でももし天気が良かったりしたら挫折するかもしれない。今日一日結構頑張ったので。無理かな。出ておいた方が良いな。月曜日には何が起きるか判らないからな。揺れ動くワタシなのでございます。
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「コノ店は不味い」と言うことはなんとなく理解していたのだ。理解していたのだが、どうしても食べてみたくなってしまったのです。だって25年以上は食べていないのだ。それだけ経過してまだ店があると言うコトは、もしかしたら美味しくなっているのかも知れない。そう言うコトってあるでしょう。ないか、普通。

先般「インドネシアラヤ」の終焉に立ち会ったときに前を通った「ちゃんぽん屋」がまだ潰れていなかったのに驚いて、以来気になって仕方がなかったのである。店名は「ぱあこう麺、炒飯、長崎ちゃんぽん」。店名が見当たらないんだから仕方がない。新橋レンガ通りから横丁に入ったところにある古い店だ。

今日は蛮勇を奮って挑戦してみた。正午を10分ほど過ぎた頃合いだ。近在のどの店も小さな列ができている。ちょっと焦り気味に急いで歩く。目指す店の店頭には人影はない。暖簾をくぐってドアを開けるとカウンターに10人ほどの客が押し黙って座っていた。

カウンターの中の厨房では亭主と思しい爺さんがひとりでてんてこ舞いをしながら調理をしており、奥さんらしき婆さんが運んでいた。一瞬ひるんだ。コレは絶対にマズイ。爺さんが美味しいモノを作り出すオーラを発していないのだ。

厨房の汚さもそのコトを裏付けていた。でも店内に入ってしまった。婆さんに「いらっしゃいまし」と言われてしまった。諦めてカウンターの空き席に座って何を食べるか考えた。

爺さんは大きな中華鍋で麺を茹でているようなのだが、どう言う訳かプラスチック製のざるに麺を入れて温め、手掴みで丼に分けている。全部が全部そうではなく、ちゃんと麺揚げざるを使うこともあるのだが、残った麺をプラスチック製のざるに集め、温めて客に出しているようなのだ。恐ろしいシステムである。しかもオープンキッチンで。

逡巡すること1分の間にコレだけの情報を得たワタシは「かた皿うどん」にした。「かた」が「肩」なのか「過多」なのか微妙に解らなかったが、その下に「やわ皿うどん」とあったので「パリパリと堅い麺の皿うどんだろう」と目星を付けたのだ。コレならあの麺を食べないで済む。

「かた皿うどんお願いします」

とワタシは厨房の爺さんに声を掛けたが無視された。奥でワタシを見ていない婆さんが「かた皿うどん」と繰り返した。注文は通ったようだ。

爺さんは大振りの北京鍋に大きな寸胴鍋からスープと思しきモノをひしゃくで入れる。その際洋食で使う「スープ漉し」を必ず使う。不思議な景色だ。どんなスープなんだ。そしてそこに既に刻んであるキャベツをわしづかみにして大量にぶち込む。コレが全ての料理の基本らしい。「長崎チャンポン」「かた皿うどん」「やわ皿うどん」「うま煮ラーメン」は全てこの工程であった。

「ソース焼きそば」はスープがない北京鍋にキャベツをぶち込んで麺をぶちこんでソースをぶっかけてガチャガチャして出来上がる。コノ時点でワタシはかなりブルーな気分になっていた。

不意に爺さんが違う動きをした。平たい皿に細いパリパリの麺をてんこ盛りにしだしたのだ。ワタシの「かた皿うどん」に取り掛かったらしい。すごい量なんですけど。膨らんで溢れそうになる麺を両手で押さえ付けて山にしている。そして取って返して北京鍋にスープを入れキャベツをぶち込んでしばし煮て、片栗粉でトロミをつけたモノを例のパリパリの麺にこれでもかこれでもかとてんこ盛りにした。

婆さんが「お待たせしました」と言ってワタシの前に持ってくる。「あんかけキャベツ」のてんこ盛りである。コノ製造工程で「味付け」が無かったコトにお気付きだろうか。食べる前から味が判ってしまった。味がしないだろうという危惧である。一口食べてワレナガラ勘の鋭さに感動した。思った通りの味である。スープのコクもない、塩味もない、タダのキャベツ煮のあんかけであった。

この一口を食べた瞬間にワタシの灰色をした小脳の奥の方から何かが突然フラッシュバックした。何を隠そう25年前にココで食べた「長崎チャンポン」の味とその景色だった。何も味がしないスープにキャベツがどっさり麺がどっさり。だから今まで来なかったのだ。

25年の間コノ店は頑なにその伝統の味を守っていたのである。ある意味国宝級の不味さだ。しかも店が潰れていない。来る客も客だ。客は天然記念物なのかもしれない。

ワタシはマスタードを混ぜたり、酢を掛けたり、最後にはウスターソースを掛けて食べた。卓上塩が置いていないのは知った上での嫌がらせか。

コクがないと言うことは強いて言うなら水の味がすると言うことに気が付いた。味がしないと言う味がするのだ。コレは不味いの中でも相当に高度なレベルだと思う。不味いの純粋な原点はコレなのではないか。

人はフト不味いモノを食べたくなることがある。コレはワタシも不思議なのだが、確かに年に一度くらい不味いモノを食べたくなることがあるのだ。そんな時にはお奨めだ。こんなモノに850円も払うんだから豪勢なモノだ。不味いモノのスタンダードはコレで決まりだろう。

不味いモノが食べたくなったら声を掛けてください。決してアナタを落胆させませんから。なんならワタシがご馳走しても良い。体調に寄るがたぶんワタシは食べないで外でアナタをお待ち申し上げることになるだろう。だって年に一度なんだから。
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